◆スハ45 44【再改造後】
▼始めに
銀河モデルのパーツを使用したものの、形状が当方のイメージするものと異なるものだった、スハ45-44。
スハフ44 20で用いた手法で洗面所・手洗所窓を加工することにしました。







▼改造点
屋根及び下回りは前作から流用し、車体も前作を種車としました。
1.トイレ・洗面所窓を嵌め込みにする。
2.塗装







▼1.トイレ・洗面所窓を嵌め込みにする。
扉は前作のまま(銀河モデル:NP-132)で、トイレ・洗面所窓を嵌め込みにすべく、0.3と0.5ミリのプラ版を接着して作成した0.8ミリのプラ板でまず当該窓を埋めました。
今回使用した0.8ミリだとやや車体の厚みよりもほんのわずか薄い様で、補正に非常に手間取った挙句、完璧とは言いがたい出来で加工を断念しました。
今後は0.9ミリ或いは1ミリのプラ板を用いて、内側から若干外にはみ出させて削るようにしたいと思います。反省。
窓埋めの後、トイレ窓はカトーのスロ62のものが、洗面所窓はトミーのサロ165のそれが嵌るように穴を開けます。
カトーの急行サロから洗面所窓は確保したかったのですが、中古で安価な出物がその当時手に入らなかったため、トミーのサービスセンターからサロ165の窓ガラスパーツを購入し使用しています。
統一したかったのですが仕方ありません。







▼2.塗装
当初は、銀河のトイレ・洗面所窓パーツを外す加工に関わる部分のみを補正塗装しようと考えていました。
しかし、実際加工した後に塗装してみると前回と今回の加工時に削りすぎてしまった部分が目立ち、色の微妙な差もあいまってとてもみすぼらしく見えました。
結局この車体の活用は諦め、数多く保有しているスハ43旧製品の車体を前作同様に加工しました。
楽しようとしても駄目ですね。模型でも仕事でも、急がば回れですね。














▼総括
仕掛品3点を放擲して重点的に加工を行ったにも関わらず、本作の完成を見るまでに約2ヶ月かかりました。
この調子で行くと今後も1年に2輌ペースでしか落成しないです。
まずいなあ。
▼参考資料
鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル 2002年6月号』『同7月号』
ネコパブリッシング『レールマガジン 1986年2月号』
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